手動フォーカスとオートフォーカス、どちらが良い写真を撮れる?

勝上献から富士山 勝上献から富士山
鎌倉の天園ハイキングコースにある勝上献展望台からiPhone7 Plusで撮った富士山の写真。
一見どちらもほとんど同じに見えますが…

勝上献から富士山

富士山山頂に手動でフォーカス

勝上献から富士山

オートフォーカス

山頂あたりをタップしてフォーカスをしたか、していないかの違いがあります。
手動でフォーカスするほうが全体的に暗くなり、オートフォーカスの方が明るくなりました。
こういう場合どっちで撮ったら良いのかいつも迷います。

勝上献から富士山

手動でフォーカス

勝上献から富士山

オートフォーカス

でも緑の丸で囲ったあたりをよーくみると、手動で山頂にフォーカスしたほうが、富士山の襞がくっきり出ています。
若干の差ではありますが、オートフォーカスのほうは色が白く飛んでいる部分が多いぶん、のっぺりした感じになっています。
富士山の写真は山頂のディティールも重要な要素なので、採用するのは手動でフォーカスした方。
このていどの明るさの差なら色調補正で十分に補えます。

勝上献から富士山
Enlightという写真加工アプリで色調補正した結果がこちら。
きれいな富士山写真が完成しました!

Enlight Photofox

Enlight Photofox
開発元:Lightricks Ltd.
posted with アプリーチ
鎌倉 明月院の丸窓 紅葉

オートフォーカス

鎌倉 明月院の丸窓 紅葉

丸窓の中央あたりを手動でフォーカス

もうひとつの例が、鎌倉・明月院の丸窓から見える紅葉。
オートフォーカスのほうが明るく撮れていますが、右下のススキはぼぼ白一色になってしまっています。
手動でフォーカスしたほうは画面全体が暗いものの、ススキを細かい部分まで撮れています。
色が暗いぶんには色調補正でいくらでも修正できますが、白く飛んでしまっていると補正のしようがありません。
というわけで手動フォーカスで撮った写真をenlightで色調補正してみます。

鎌倉 明月院の丸窓 紅葉
これぞ日本の美!な写真が完成しました。
ここまできれいになるのであれば、元の写真の色の暗さはほとんど問題になりませんね。

というわけで写真を色調補正する前提ならば手動フォーカスで撮る。
画像補正しないならばオートフォーカスで撮影する。
こんな使い分けが良さそうです。

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