CuteCut Proの色調補正の適正値、自然光の風景編

動画編集アプリのCuteCut Pro。
アプリにしては珍しく動画の色調補正が行えて、しかも細かい設定まで出来る優れものです。
使っているうちに色調補正の適正値についての考え方が変わってきたので改めて書こうと思います。

設定できるのは彩度、明るさ、コントラスト、色温度、露出、色相、赤、緑、青。
それぞれの設定の意味を体感をもとにざっくりまとめるとこんな感じです。

彩度:色鮮やかさ
明るさ、露出:画像全体の明暗を調整
コントラスト:陰影の差ををはっきりさせる/少なくする
色温度:暖かい赤系の色を強くするか、冷たい青系の色を強くするか
色相:紫中心とか緑中心とか、ベースとなる色味を変える
赤:赤系の色を増減
青:青系の色を増減
緑:緑系の色を増減

でもけっきょく使うのは彩度、明るさ、コントラスト、色温度、露出。
他は全くといっていいくらい使いません。
設定してもきれいな色になったことがないからです。

補正前

補正前

補正後

補正後

この画像は彩度を35まであげています。これ以上あげると色がどぎつくなってしまう気がしたので、これくらいでとどめました。
彩度をどこまで上げられるかはその時によって違いますが、今のところ50がMax。平均は25前後。

明るさは5に設定。
たいていの場合明るさは5以上にすると画面全体が白っぽくなってしまいます。

コントラストはいじっていませんが、5以上にすると陰影がくっきり出過ぎてしまいます。

明るさと似たような設定に露出があるのですが、この二つの違いは正直分かりません(笑)
「明るさ 露出 違い」でググると色々検索結果が出てきますが、結局何が違うのか、どれを読んでもいまいちピンときません。
そこで思いきり自己流の解釈をするとこうなります。
「明るさをもっと上げると白っぽくなってしまうとき、露出をちょっとだけ(1とか2とか)上げると、白っぽくならずに明るくすることができる。」
なお、明るさ・露出は設定値を1あげるだけでガラっと色が変わることが多いです。
だから彩度よりも慎重に設定しています。


その他の色調補正例

富士山と桜

修正前

補正前

彩度22 明るさ5 コントラスト2 色温度5

補正後 彩度22 明るさ5 コントラスト2 色温度5


富士山とひまわり

補正前

補正前

彩度25、明るさ1、コントラスト2、露出1

補正後 彩度25、明るさ1、コントラスト2、露出1


富士山と夕焼け

補正前

補正前

補正後。彩度10、明るさ1、コントラスト5、色温度15、露出1

補正後。彩度10、明るさ1、コントラスト5、色温度15、露出1


富士山と朝焼け

補正前

補正前

補正後 彩度20、コントラスト2、色温度30、露出2。めずらしく色温度は30くらいまで上げないと変化しませんでした。

補正後 彩度20、コントラスト2、色温度30、露出2。朝焼け/夕焼けの場合は色温度をけっこう上げたほうがきれいになるみたいです。


富士山と紅葉

Cute Cut Pro色調補正前

補正前

Cute Cut Pro色調補正後

補正後 彩度25、コントラスト2、明るさ1 色温度25、露出1。
色温度はもっと上げても良さそうだったのですが、なんとなく彩度と同じにしました。朝焼け/夕焼けや紅葉など赤系の色が多い場合、色温度の設定値は大きめでも大丈夫なのかもしれません。


富士山とネモフィラ

Cute Cut Pro色調補正前

補正前

Cute Cut Pro色調補正後

補正後 彩度50、コントラスト1、明るさ1、色温度-5
珍しく彩度を思いきり上げても大丈夫でした。青系の色が多いので色温度をマイナスに設定。


ユーシン渓谷

CuteCut Pro色調補正前

色調補正前

CuteCut Pro色調補正後

補正後 彩度20 明るさ2 コントラスト2

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