美しいアラビア文字で名前を書いてくれた、ヨルダン人のナイスガイ

東京ビッグサイトで開催されたツーリズムEXPOジャパン。
ヨルダンブースで「アラビア文字であなたの名前を書きます」という無料イベントをやっていました。
並んでいる人数はそれほどでもなかったのですが、ひとりひとり丁寧に数分かけて書き、しかも一人だけでやっているのでなかなか列が進みません。

でもがんばって一時間ちょっと並んだら、やっとあとひとりで順番が回ってくるというところまできました。

しかしそこでなんと！
係員が「休憩時間に入るからここで終わり。もう一回並びなおして」みたいなことを言ってきました。
すぐ後ろに並んでいた人が「戻ってきたら優先して書いてもらえるのか」と質問していたのですが、どうやらそういうシステムは無さそう。
いったい何のために一時間並んだのか…と途方にくれたのですが、すぐに「ここは海外だと思って強く主張しなくては！」と頭を切り替え、そんなことはもっと早く言ってくれなければ困ると文句を言いました。
すると何かゴチャゴチャ意味のわからないことを言いかえしてきます。
それでも負けずに、もう一時間くらい並んでいるんだから…みたいなことを言ったら、まわりのみんなも「そうだそうだ」みたいな感じで加勢してきました。

それで形勢が不利だと感じたのか、係員はなにかぶつくさ言いながらどっかへ行ってしまいました。
結局やってくれるのかどうかよく分からない感じだったのですが、前の人が終わっても、書いている人が休憩に入る様子がないので、さっと座席に。

この騒ぎを見ていたのか、書き手の彼はCan you speak English??と聞いてきたあとに「たいへんお待たせして申し訳ない。あなたのためにスペシャルな一枚を書きます」と言ってくれました。