現地の言葉をあいさつていどでも良いので喋ると、それだけでも対応がぐんと良くなるというのはよく聞く話ですが、改めてそれを実感する出来事がありました。
昨日の記事に書いた、バリ人も滅多に行かない山奥の村はタクシードライバーさんの実家で、彼の好意で連れていっていただきました。
一番右端に写っている人が彼です。
このドライバーさんは本当にいい人で、最初からずっと態度が丁寧だったのですが、なにかの話の時にふとインドネシア語でテリマカシー(ありがとう)と言ったら、その瞬間「ん?インドネシア語??」みたいな顔をしました。
それによって僕らに対する興味が高まったのか、それまでは基本的に「ただ運転する人」という感じだったのが、僕らの名前や住んでいるところなどを(英語で)質問してくるようになりました。
今思うとあの時を境に、彼の対応がさらに親切になったような気がします。
テリマカシーをきっかけに、彼との心の距離がぐんと縮まったのでしょう。
もちろんいつもこう上手くいくわけではなく、何も起きないこともあるし、現地語が出てくるとは思っていなかったのか「へ??」みたいな顔をされることもあります。
でもやっぱりありがとうや、こんにちはを現地語で言うようにするだけでも、良いことがぐんと起きやすくなるような気がします。
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