気のいい、でも気が多くもあるタクシー運転手の兄ちゃん

クタのウォーターボムパークというところから帰るためにタクシーをつかまえようとしていた時のこと。
(バリ島ではこのようなメータータクシーがたくさん走っています。)

photo:01



どのタクシーが空車で、どれがそうじゃないのかがよく分からないので、とにかく手をあげていたのですが、通りすぎた2~3台はすべてお客さんが乗車中。

でもふと先のほうをみると、遠くでタクシーの運転手が手招きしています。
どうやら俺のタクシーはどうだ?と言ってくれているようです。

良かった~と思いつつそっちのほうへ向かおうとすると、対向車線を走っていたタクシーが止まり、こっちに乗らないかと手招きしてきます。

激しい客の争奪戦!

遠くまで行くのが面倒くさかったので、その運転手さんにジェスチャーで「反対方向へ行きたいんだけど大丈夫??(大回りされて、そのぶん料金が高くなるのはイヤだよ)」と聞いたところ、方向転換してこっちのそばへ車をつけてくれたので、乗ることにしました。

photo:02



ガイドブックに”ぼったくり防止のために、タクシーが走りはじめたらメーターをチェック”と書いてあったので、運転手に気づかれないようにこっそり見たら、どうやらちゃんと作動しているようです。

photo:03

(後で運転手が居なくなった時に撮影。オーディオ機器の下にあるのがメーター。)

安心して乗っていたのですが、しばらく走ったあとに、いきなり道路沿いの商店みたいなところに車を寄せ始めました。

まさかどこか変なところに連れていかれるのか?でもそんな悪い人には見えないしおかしいな…と考えていたら、運転手が「一分で戻ってくる。ちょっとトイレ、ごめんなさい」と言いながら去っていきました。

ほどなく戻ってきて、再び運転再開。
水をたくさん飲んだら尿意を催してきてしまった、クタあたりにはトイレが無かったから…みたいなことをカタコトの英語で言っていました。

どうやらこの運転手さんは、あまり英語が得意ではないようです。
でも気のいい兄ちゃんという感じでした。

そしてさすがはバリ島のタクシー、フロントにお供え物が!

photo:04



なお若くて血気盛んなお年頃なのか、信号待ちの時に、道端できれいな女性をみかけるたびに、そっちをガン見していました(笑)

ちなみにこちらは、走行中の模様を動画に撮ったものです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る